あおぞら日記

長い長い受験生活を乗り切り、いよいよこの日はKちゃんにとって最後の、しかも大本命の合格発表の日でした。あいにく彼女の担当職員は仕事が休みだったため、連絡を今か今かと自宅でケータイ片手に待っていたのです。しかし、待てど暮らせど連絡は来ず・・・。しびれを切らして職員に聞いてもはっきりしない返事。こりゃ落ちたな・・・と思ったわけです。そりゃそうでしょ、合格すれば嬉しさのあまり電話かけてくるに決まってますから!

翌日、出勤して驚きました!何に驚いたかって、職員の申し送りファイルに“Kちゃん見事合格!でも、担当には内緒にする作戦”と書いてあったからです。ひどくないですか?Kちゃんだけでなく、職員全員で担当をだまそうと企んでいたわけです。あり得ません!さらにひどいのは心理士のワタさん。彼はKちゃんと一緒に偽の不合格通知まで作っていたのです!
Kちゃんはこの日終始不機嫌で担当ともろくに話をせず、就寝しました。なぜなら、落ちたと思わせる芝居をしているからです。
本物の合格通知を見せてもらえたのは翌日のことでした。

本当にあり得ない!!

これで、高3の3人組はすべて進路が決まりました。Kちゃんは4月からは看護学生です。あおぞらで生活を続けます。あとの2人は卒園し、保育士養成大学へ進学、ステンレス加工職人として自立します。夢に向かって頑張れ!