夏のある日の子どもの一日(休日バージョン)。
8時に起きて、着替えをします。朝ごはんを食べて、歯磨き。
歯磨きが済んだ子は、それぞれのお部屋の掃除や、暮らしているユニットの担当場所(リビング・玄関・窓・机ふきなど)を分担してお掃除。
それが終わると、自由時間。10~12時はSwitchを使って遊べるので、みんなでテレビの前に集まって遊びます。
職員さんはこの間に、洗濯物を片づけたり、お昼ご飯の準備をしたり、お花に水をあげたりします。
一緒にゲームに加わって遊ぶこともあります。
12時頃にお昼ご飯を食べて、再び歯磨き。
この日は、天気が良く、子どもたちも希望したので公園へ出かけることになりました。
職員さん1人で5~6人の子どもを見るので、出かける前には注意点(職員さんが見える場所にいてね・仲よくみんなで遊ぼうね・持ち物はこれとこれだよ・帽子はかぶろうね・出かける前にトイレに行ってね・大きい子は小さい子気にかけてあげてな)を確認してから出かけます。
昭和の時代も平成になっても、令和になっても、男の子たちは虫取り。テレビゲームも好きだけれど、やっぱり虫取りが好き。
そして、鬼ごっこが好き。いつまでも、いつまでもやっております。
15時に持ってきたおやつを配って、食べます。食べるとすぐにまた、虫取り、もしくは鬼ごっこへ。
17時ごろに帰ります。この頃には、子どもよりも職員さんが疲れてます。(なぜなら、鬼ごっこの鬼役をさせられるから)
帰ったら、順番にお風呂に入ります。
お風呂は1人20分の時間で交代で入ってもらっています。男の子なので、20分で余裕な感じです。
女の子の暮らすユニットは、20分じゃ足りないから、違う決まりになってます。
18時頃に夕ご飯。その後にお風呂の子もいます。
夜の時間は、室内でなるべく静かにゆったりと過ごせるようにしています。
テレビを観たり、ゲームをしたり、本を読んだり、レゴを作ったり、折り紙したり、それぞれ思い思いのことをしています。
21時に就寝時間なので、その前に歯磨きをして、トイレに行って、寝る準備をします。
この日くらい、午後からよく遊ぶと、小学生の子たちはこてんと眠ってくれます。
中学生の子は自分の部屋で22時まで静かに本を読んだりして過ごします。勉強してくれても全然いいんだよ。
(中高生は23時まで起きていていいユニットもあります)
子どもたちが眠るユニットの中(あるいはすぐ横)に職員さんの泊まる宿直室があります。
夜に困ったこと(おねしょをしちゃった・怖い夢を見て眠れない・喉乾いた)があれば、子どもたちは職員さんの所に来ることができます。
そんなこんなで、一日が終わります。
そうそう、職員さんは交代の勤務になるので、朝から昼までの職員さんと昼から寝るまでの職員さんが違う人になります。
ずっと同じ人の方が、いいんですけど、仕事は1日8時間と決まっているからね。