毎年、秋ごろになると、職員さん向けの研修案内がたくさん施設に届きます。
今年は、大阪府の子ども家庭センターの研修へ参加しました。
コロナのおかげもあり、オンラインでの研修です。対面形式となると、往復の時間と交通費がかかりますが、オンラインだとその点が必要ありません。
この日も、9時までに子どもたちをそれぞれの学校・幼稚園に送り出した後、10時に職員が集まって研修を受け、12時に終わった後、すぐに子どもたちが帰ってくる準備をすることができました。参加する職員(今回10名)も、対面形式ではこれだけの人数となると、施設がお留守になってしまうので、参加が難しかったと思います。
すごいぞ、オンライン。
研修の内容は、子どもたちの感情をどう育むのか、施設に来ること、あるいは来てからの傷つきをどのように生活を支援することで回復、成長へと繋げていくのかといった内容について、児童精神科医の加藤先生から教えてもらいました。
日々、子どもたちに間近で関わっていると、子どもたちの行動や感情についていくので精一杯。少し離れた客観的な視点で子どもの支援・回復を考える機会は持ちにくいので、職員にとってもいろんな気づきが得られる、貴重な研修でした。
というわけで、時々ですが、職員さんもこうして子どもたちのために勉強をしています。
「大人は学校もないし、宿題もないからいいよなぁ」と子どもたちから羨ましがられる時もあるけれど、大人も学校を卒業してからも勉強してますよー。