午前中にOPS社会福祉センターへ視察へ行きました。
ポーランドの地域の福祉政策の拠点を担う施設でした。
幼児・成人・高齢者と幅広い福祉政策の実務を行なっています。
補助金の支給・貧困対策(子どもへの食事提供や教育支援)・DVへの対応(シェルターやDV認定)・高齢者サービス(買い物の手伝いやデイケア)・関係機関のコンサルテーションなど、福祉全般多岐に渡っています。
児童虐待の対応もこちらで受け付け、子どもたちの保護や保護者への指導を行ないます。
お昼ご飯は通訳の松本さんお勧めの料理「ピエロギ」を頂くことに。出てきたのが、こちら。
その昔、モンゴルからポーランドへ伝わった餃子だそうです。中身は肉や野菜。それからブルーベリー。味は、…でしたが、インパクトは!!!でした。
午後からは、WOIK(ワルシャワ危機介入センター)の視察へ。
こちらでは、いろんな危機状態にある人たちへの支援を行なっています。危機にもいろいろあり、DV(家庭内暴力)であったり、住む場所を追われてない状態であったり、大切な人を失った直後であったり、様々です。そのような人たちのニーズに応えられるよう、相談員が相談に乗ったり、シェルター(今回の視察先から離れた場所にあるとのことでした)で住居の提供をしたりしているそうです。
いろんな人の危機状態に早期に介入し、慢性的な精神状態の不全に陥ることを予防することを目的に、積極的に働きかけを行なっているそうです。