あおぞら日記

子どもの絵が語る

幼児の子どもの絵は、時々、物語を伝えてくれる時もあります。
この絵は、僕が女の子(幼児さん)からもらった絵。
かわいいリスさん、女の子、それにお家が書かれています。
上の机といすは、なんだか幼児棟でご飯の時に使うテーブルみたい。
たくさんの子どもたちが一緒に暮らす、あおぞらの風景を表しているのかもしれません。

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女の子は、ちょっと笑顔で、おすまし顔。いろいろありながらも、なんとか背伸びして暮らしてますという印象。
絵を描いてくれた女の子に、ヘアスタイルもよく似てます。

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よく見ると、お家の中になにやら消した跡。よく見ると、女の子のシルエットが見えます。
女の子は家から出てきた、あるいは家を離れてやってきたのかもしれません。
絵をくれた女の子は、お家からあおぞらに来て2週間ほど経ったところでした。
家を離れて不安だけれど、ちょっとずつこちらでの生活にも慣れて、安心できる時もある。
周りはかわいくて明るいけれど、まだ幼い女の子にはうまくやれないこともありそうです。

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このちょっと背伸びをした女の子が、安心して甘えられたり、頼ることができる大人として、自分やあおぞらの職員さんがなれるといいなぁと思います。
僕がもらったこの絵は、そう語ってくれています。(想像ですけどね…)