あおぞら日記

目で見る自然教室

今年も『目で見る自然教室』が開催され、小学6年生の児童を招待していただきました。
希望のひかり基金様からの助成を受け、49年間続いている、大阪府が誇る児童養護施設の子どものための行事です。
コロナが流行する前までは、2泊3日で奈良県天川村での宿泊行事だったのですが、コロナの感染予防対策のため、ここ数年は日帰りで関西サイクルスポーツセンターでの開催となっています。それでも、灯を絶やさずに続けてくださる姿勢には感服しております。
今年は、北摂会(大阪府北部の児童福祉施設の集まり)が当番で、事前にこんなしおりと資料を届けてくれました。
引率する職員と、しおりを読みながら、子どもたちは楽しみに胸を膨らませます。

目で見る自然教室 しおり

目で見る自然教室 しおり

当日は、気持ちのよい晴れの天気に恵まれて、子どもたち、いろんな乗り物に乗ったり、北摂会さんが企画してくれたゲームを楽しんだりして、めいっぱい遊んで帰ってきました。

おもしろ自転車

おもしろ自転車

迷路

迷路

水陸両用自転車

水陸両用自転車

小学生最後の学年の思い出を作ってくださり、ありがとうございました。

毎年、秋ごろになると、職員さん向けの研修案内がたくさん施設に届きます。

今年は、大阪府の子ども家庭センターの研修へ参加しました。
コロナのおかげもあり、オンラインでの研修です。対面形式となると、往復の時間と交通費がかかりますが、オンラインだとその点が必要ありません。
この日も、9時までに子どもたちをそれぞれの学校・幼稚園に送り出した後、10時に職員が集まって研修を受け、12時に終わった後、すぐに子どもたちが帰ってくる準備をすることができました。参加する職員(今回10名)も、対面形式ではこれだけの人数となると、施設がお留守になってしまうので、参加が難しかったと思います。
すごいぞ、オンライン。

オンライン研修 パソコンをテレビに接続

オンライン研修
パソコンをテレビに接続

研修の内容は、子どもたちの感情をどう育むのか、施設に来ること、あるいは来てからの傷つきをどのように生活を支援することで回復、成長へと繋げていくのかといった内容について、児童精神科医の加藤先生から教えてもらいました。
日々、子どもたちに間近で関わっていると、子どもたちの行動や感情についていくので精一杯。少し離れた客観的な視点で子どもの支援・回復を考える機会は持ちにくいので、職員にとってもいろんな気づきが得られる、貴重な研修でした。

研修会場は子どもたちの暮らすユニットのダイニング

研修会場は子どもたちの暮らすユニットのダイニング

というわけで、時々ですが、職員さんもこうして子どもたちのために勉強をしています。
「大人は学校もないし、宿題もないからいいよなぁ」と子どもたちから羨ましがられる時もあるけれど、大人も学校を卒業してからも勉強してますよー。

なんとこの秋、『和泉中央駅』からあおぞら方面に新たなバスが運行することとなりました。
ありがとう、南海バスさん。

和泉中央駅→あおぞら方面 バス運行開始

和泉中央駅→あおぞら方面
バス運行開始

あおぞらの最寄のバス停は『山直東』になります。これで、徒歩40分がバスで10分ほどに短縮されます。
バス停を降りてからあおぞらまでは、徒歩5分。

バス停名は「山直東(やまだいひがし)」

バス停名は「山直東(やまだいひがし)」

時刻表や運行ルートについては、『南海バス 山直東』で検索してみてください。

https://mb.jorudan.co.jp/os/bus/2733/stop/322135.html

3 / 41234